良い人をとりたい。会社は人でなりたっています。採用するとき安易に面接をしないできちんと聞くべきことを一覧表にして十分ヒアリングすることをお勧めします。後から違う人にすればよかったということは簡単にはいきません。良い人を採用できると会社はよい会社になりますし、10人程度の会社で1人会社の規律を守らない人がいれば、対処によっては会社がぐらぐらしてきます。たった1人のためにです。
採用するとお金がかかります。だからはじめはパートさんでと考えることも1つの手ですが、仕事が増えてくると職種によりますが長い時間勤務してもらわないと効率が落ちる場合があります。たとえば突発的な仕事で忙しくなったとき、社員なら土日でてきてくれると思いますし、夜までやってくれると思いますが、パートさんではそうはいきません。そうすると社長様がよなよなやることになります。
どのような人員を配置するか、場所や設備の問題も絡みかなり悩ましい問題かと思います。社長様が自ら考えることで、答えもありませんし、社長は孤独といわれるゆえんかもしれません。
従業員の募集には、ハローワークに求人票を出す、新聞広告、ネットの広告などが一般的になります。ハローワークでは無料で求人票を公開して3か月くらい掲載してくれまし、ハローワークに求人票を出すとネットでも検索できるようになります。お金がかからない方法としては一番良いと思います。しかし即効性がないところが欠点になります。いつみてくれるかわからないのですぐ必要というときは新聞やネットの広告になると思います。新聞折り込み広告は地域が限定で行えるところが良いと思います。それと広告をする日曜日に一斉に応募したい人が見てくれるので翌週月曜日には面接の電話がかかってくることが多いです。つまり即効性があります。
それでも最近は求人をしても応募がないという状況が続いているようです。求人の媒体が多岐にわたっていることも原因の1つかと思います。新聞はとっていない人も多く、特に若い人は新聞を取っていないことが多いので、ネット広告のほうが良いといわれています。新聞折り込み広告とネット掲載では料金がネット広告のほうが高くなります。新聞折り込み広告は1コマだいたい2万円くらいからだと思います。ネット求人は2週間で3万円〜という感じかと思います。
専門の職種では専門学校などへの求人もあると思いますし、大学生でもよいのであれば大学の求人の掲示板に出してもらう方法もあります。人材派遣のようなところは金額が高くなりますので職種によって必要なときに選択することになると思います。
従業員の募集には雇用労災・社会保険加入、退職金、通勤手当、給与の水準、勤務時間、会社の休日などを提示する必要があります。応募する人は社会保険はどうか、給与水準はどうかなどをチェックしているので、採用する側は最初から売上や今後の業務の動向を考えながら給与や福利厚生を決めておかなければなりません。給与決定も同業他社との比較と自社の経営状況でどのくらいまでだせるかを考えなければなりません。価格決定とともに需要な経営そのものになります。