建設業者の場合、現在仕事はたくさんあるようですが、大きい仕事を請けると支払いが先に出ることが怖いです。また仕事はしても本当に入金になるのかサイトが長いと心配になります。社長業は資金繰りとの戦いでもありますので、どうしても先行投資である資金を社長様が調達しないといけなくなる場合があります。
こんなとき気をつけることは、会社を設立するとき、過去に事故暦のある方を役員にしないことです。ある融資のとき役員でなく監査役の過去の情報まで提出させている事例がありました。過去にカードなどで返済を何度か遅れてしまい、自分では事故歴なしと考えていたのになぜか事故歴があり必要資金が調達できないといった事例もありました。
逆に事故歴があると思い込んでいたのに、すでに消えていた、または勘違いだったことが信用情報機関(3つあります、本人であれば簡単に教えてくれます)でわかって融資が実行になったこともありました。
弊社も融資のご相談に対応させていただきます。融資自体がどのような制度でおこなわれ、だいたいどの程度の金額が妥当か過去の経験からご説明させていただきます。本来であれば借り入れなしの健全経営が一番です。でも事業の機会を失うことも考えれば、計画性と確実性を吟味し、借り入れをおこなう方法をとることは必然になります。私も開業当初140万円借りまして大変な思いをしました。私の場合、年間まとめてで毎月の料金なしや毎月の記帳代行1万円前後が普通ですので、利益で返せるのかと思い、一気に暗い気持ちになりました。大体そのころはお客様がいませんでした。