今回は修士論文の第3章第2節第3項の第3回目を見ていきます。
不法行為の被害者を巡る課税上の問題点を論じています。
今回は、回収可能性の観点から見た損害賠償請求権を検討しています。
「したがって、回収可能性の問題は、別途、その債権についての貸倒損失の計上、貸倒引当金の設定という問題となるのであり、権利確定主義の下における権利の「発生」、「確定」という問題と、債権の回収可能性の問題とを混同してはならない。」
1 矢田公一・前掲注1・157頁
このところ暖かい(暑い?)日も増えてきました。道路沿いの花も、ハナミズキや藤やツツジなどきれいに咲いています。花粉症も落ち着いてきました。今は1年間でも良い季節だと思います。短い春を楽しみたいです。
(2025年4月21日)