「ある会計事務所の税務調査事件簿(17)」
※この物語は実話を基にしたフィクションです。
4章 青天の霹靂
税務調査の立ち合いの後、2か月が経過しようとしていた。
最近は35℃を超える猛暑の日も続いている。
X税務署からは何も音沙汰がない。
SさんはT税理士に話しかけた。
「税務署はずいぶん静かですね・・・。何か探っているのでしょうか。そういえば、B社長から得意先にも税務調査が入ったと連絡がありました。」
「得意先に税務調査ですか・・・。たまたまかもしれないですが、少し心配ですね。Z調査官は、売上と仕入に問題がないと話していたので、たぶん大丈夫だとは思いますが・・・。」
と会話を交わした2週間後のことだった。
(2026年2月24日)