「ある会計事務所の税務調査事件簿(18)」
※この物語は実話を基にしたフィクションです。
T会計事務所の固定電話に電話がかかってきた。
電話受付のKさんが電話に応対した。
「X税務署法人課税3部門Zと申します。T税理士はいらっしゃいますか。」
T税理士は、Kさんからおそるおそる電話を替わった。
「はい。税理士のTです。」
Z調査官は、落ち着いた声で、
「X税務署法人課税3部門Zです。A株式会社の件でB社長と一緒に、X税務署に来ていただきたいのですが。」
と話すと、T税理士の頭に不安がよぎった。
「税務署に呼び出しとはいったい何だ・・・。B社長は何かやらかしていたのか・・・。」
と思いつつも、不安を悟られないように、
「承知しました。〇〇月×日にお伺いいたします。」
としっかりした声で応対した。
(2026年3月2日)