「ある会計事務所の税務調査事件簿(23)」
※この物語は実話を基にしたフィクションです。
V統括官は、
「反面調査で売上除外の事実が判明しており、B社長もその事実を認めている。売上除外の金額が間違っているのでしたらそれは認める。追徴税額を2000万円以内に収めるということは基本的にできない。」
とはっきり答えた。
反面調査に入られた以上、もはや言い逃れはできる状態ではなかった。
T税理士とB社長は、X税務署を後にした。
B社長は、反省している様子でT税理士に話した。
「すみませんでした。売上を隠しているものは他にもあるかもしれません・・・。」
T税理士は、
「終わったことは仕方ないです。これからできるだけ追徴税額を少なくするように交渉していきます。」
と言うことしかできなかった。
(2026年4月6日)