「ある会計事務所の税務調査事件簿(28)」
※この物語は実話を基にしたフィクションです。
第6章 エピローグ
後日、X税務署のZ調査官から電話がかかってきた。
「A株式会社の売上除外は8000万円のみということで署内の決済が降りました。役員賞与については税務署としても認定するのが困難なため、貸付金での処理を認めます。」
T税理士は、ホッと一安心した。
「売上除外の8000万円は、反面調査も入っているのでやむを得ない。せめて、役員賞与を貸付金処理が認めらたことで2500万円の源泉所得税は追徴課税を免れることができた・・・。」
「これでB社長にも良い報告ができるなぁ・・・。」
と肩の荷が降りるのを感じた。
(2026年5月18日)