修士論文の紹介:「不法行為と損害賠償を巡る課税上の諸問題」(18)
今回は、修士論文の導入部分の「はじめに」の第3回です。ここでは、論文の第1章と第2章の概略について述べています。
はじめに③
「本稿においては、不法行為と損害賠償を巡る全ての問題を一概に取り扱うことは紙面の都合上困難であるため、不法行為と損害賠償を巡る課税問題を中心に、主要な論点を法人税法と所得税法の両面から取り上げて、それらについて検討を行い、論ずることとする。
本稿の構成としては、まず第1章で不法行為と損害賠償に対する私法上及び税法上の考え方について述べ、その概略を把握する。
第2章においては、不法行為の行為者の側面から主要な課税上の問題点を論ずる。第1節において、不法行為によってもたらされた不法所得に対する課税上の問題点について、所得の意義を確認し主な学説と判例を検討することにより論ずる。第2節において、不法行為を行ったことによる違法な支出金の損金性(経費性)について、損金の意義を確認し主な学説と判例を検討することにより論ずる。」
慌ただしかった年末調整から確定申告の時期が一段落着きました。今年は新型コロナウィルスの影響で、確定申告の期限が4月16日まで延長されたため、弊社でも何件か確定申告が完了していませんが、気分的に少し落ち着いた感じです。
今日は春らしいとても暖かい陽気の日です。ソメイヨシノのつぼみも赤くなってきました。これから桜の咲く季節ですが、このご時勢なので先行きが不安です。
(2020年3月18日)