Q82.節税について教えてください(5)。(群馬県高崎市在住R様他多数のご質問)
今回は、中小企業倒産防止共済を満額かけたうえで、さらに節税されたい場合の商品をご紹介いたします。
中小企業倒産防止共済は、1年間の掛金が240万円までとなっており、総額でも800万円が限度となっています。そのため、この商品を使用したときの節税にも限界があります。しかし、中小企業倒産防止共済と同様に、経費を掛けながら将来払い戻しを受けられる商品もございます。今回は法人に限られてしましますが、2分の1長期平準保険という保険がこれに該当します。
2分の1長期平準保険は掛金の全額が経費となるわけではなく、掛金の2分の1が経費となり2分の1は保険積立金として積み立てられます。生命保険の一つですので、経営者に万が一のことがあった場合の備えにもなります。また、解約するタイミングによっては、解約返戻金率が100%を超えるものもあります。
このように、2分の1長期平準保険は、生命保険として万が一の備えをしたうえで将来の退職金としての積み立てもできます。さらに、節税の効果もあるため、中小企業倒産防止共済に加えて加入されてもよろしいかと思います。特に、お子様などご家族がいる場合にはご検討されてもよろしいかと思います。
注意する点としましては、解約するタイミングによっては元本割れをおこすことも考えられることです。また、将来払い戻しされるとはいえ、資金的に余裕があることが前提となります。
2分の1長期平準保険は生命保険の一つですので、加入される際は生命保険会社とご契約することになります。似たような保険としましては、逓増定期保険や法人保険で短期的な返戻率の良い商品もございますので、生命保険会社にご相談されることをお勧めします。(しかしながら、最近では国税庁の指導により、節税のための法人保険が規制される方向にあるようです)
今回の写真は、埼玉県久喜市にある当事務所の久喜本部の周りを散歩していた時に撮影した「こでまり」です。確定申告の時期も終わり繁忙期は過ぎたはずなのですが、気持ちに余裕がないです。たぶん、決算と決算チェックに加えて相続税の案件を2件かかえているからだと思います。
10連休も近づいてきましたが、何日かは出社することになると思います。連休中は銀行のATMの手数料が高くなるので、今のうちにお金をおろしておかないとです。
(2019年4月23日)