Q83.節税について教えてください(6)。(埼玉県加須市在住Y様他多数のご質問)
前回の節税対策は、法人を対象としたものでしたが、今回は主に個人事業者の節税についてご説明いたします。
従業員が一定人数以下(建設業、運輸業などの場合は20人以下)の個人事業者や法人の役員は、小規模企業共済制度に加入することができます。小規模企業共済は毎月1,000円から70,000円までの掛金を自由に設定できて、20年以上掛金を納付すると納付期間に応じて最大120%が返戻されるというものです。この掛金は、会社の経費にはなりませんが、小規模企業共済等掛金として全額の所得控除を受けることができます。
特に、個人事業者の場合には、所得税と住民税の金額を下げることができます。個人事業者の方におかれましては、小規模企業共済等掛金は会社の経費と同様に考えることができます。法人の役員の方におかれましても、年末調整において役員報酬にかかる所得税と住民税を下げることができます。ただし、国民健康保険は、所得控除前の所得をもとにして決定されるので、小規模企業共済を掛けることによって下げることはできません。
小規模企業共済は、独立行政法人中小企業基盤機構を母体としており、ほぼ国の機関と同様にみなせることができるため、信頼できるものであると思われます。将来の返戻金のご心配もあまり気になさらなくてもよろしいかと思います。
ただし、小規模企業共済は、20年以上掛金を掛けられないと原則として元本割れを起こすことがあるため注意が必要です。そのため、長い目で考えて、節税をしながら将来の退職金としてご利用されるのもよろしいかと思います。
今回の写真は、ゴールデンウィーク中に訪れた茨城県ひたちなか市にあるひたちなか海浜公園のものです。家族3人でネモフィラを見に行ってきました。行きの高速道路は渋滞していなかったのですが、駐車場に入るのに1時間以上待ちました。それでも混雑するだけのことはあって、とてもきれいな景色でした。
帰りの高速道路は案の定大渋滞で、自宅に着くのに5時間以上かかってしまいました。奥さんはまた行きたいと言っていますが、渋滞のことを考えると私としてはもう行かなくてもいいかなと思います。
(2019年5月10日)
(独立行政法人中小企業基盤整備機構HP)