今回は修士論文の第1章第1節第2項第1号の1回目を見ていきます。ここでは、損害賠償の意義・範囲について論じています。
不法行為によって生じた損害について賠償範囲が画定されると、被害者には損害賠償請求権が発生する。従って、不法行為の効果の一つとして損害賠償があげられる1。損害賠償の方法としては、民法417条「損害賠償は、別段の意思表示がないときは、金銭をもってその額を定める。」及び民法722条1項「第417条の規定は、不法行為による損害賠償について準用する。」の規定により、金銭賠償を原則とする。金銭賠償においても、被害者の状態をできるだけ原状に回復させることをめどとして損害額を算定すべきであるとの考え方がある(有力説)。これは、損害賠償の理念(目標)であって、損害賠償の方法としての原状回復とは区別して考えるべきであるとされている2。
1 加藤雅信『新民法大系Ⅴ 事務管理・不当利得・不法行為』(有斐閣、平成21年)284頁参照
2 藤岡康宏・前掲注5・346頁参照
9月21日(月)と22日(火)の連休に、茨城県大洗町に家族3人で旅行に行ってきました。
当初は日帰りの予定でしたが、混雑することを見越して日程に余裕をもって1泊泊まることにしました。GO TO トラベルのおかげで、思いのほか安く泊まれることができました。
出かける前に、子どもが奥さんの眼鏡のフレームを曲げてしまい、眼鏡屋さんで修理してからの出発になりました。少し険悪なムードの中の出発になりました。
高速道路は空いていましたが、大洗についてからの下道が渋滞していました。はじめは大洗サンビーチに行きましたが、海岸まで歩いている途中に子どもが転んでしまい、両ひざをすりむいてしまいました。けっこう傷が深かったので、車に戻ってコンビニで薬を買おうということになりました。
ラッキーなことに車を走らせていると、すぐにカワチ薬局がありました。そこで傷バンなどを買い応急処置をして出直しました。
今度は大洗海岸に向かいました。大洗海岸の砂地のほうは立ち入り禁止になっていたので、石がごろごろしている海岸に降りました。しばらく子どもを抱っこして海を見ていました。
子どもは海を見るのが初めてだったのですが、ずいぶん気に入ったみたいで帰ろうとすると嫌がっていました。海を見ていると、気持ちがリフレッシュされます。私もずっと海を見ていたかったです。
そんなこんなで初日は日が暮れてしまいました。宿(ルートイン)にチェックインして、近くのココスで夕食を食べました。奥さんは海鮮丼を頼んで、ウニが食べられたので満足そうでした。
2日目は、まず那珂湊漁港に行きました。ここは混雑していました。生ガキが1個200円で売られていたので、私だけ食べました。奥さんは以前にカキにあたったことがあるので自重していました。でも食べたそうでした。
ここでは、北海道産のサンマなどをお土産に買いました。今年はサンマは大不漁のようですが、1匹130円くらいで買うことができました。
その後、アクアワールド大洗水族館に行きました。子どもは、イルカやペンギンなどもの珍しそうに見ていました。子どもは水族館の中ではしゃいでいました。楽しんでいたようで良かったです。帰りの道中は、子どもはチャイルドシートでずっと眠っていました。
子どもがいると自由がきかずたいへんなことも多いですが、良い旅行になりました。
子どもにも海を見せてあげられて良かったです。
(2020年9月23日)