修士論文の紹介:「不法行為と損害賠償を巡る課税上の諸問題」(84)
今回は修士論文の第2章第2節第3項第1号の3回目を見ていきます。しばらくは、不法行為の行為者を巡る課税上の問題点を論じていきます。今回は、違法支出金を巡る主な学説を検討しています。
「後者の例としては、宅地建物取引業法の定める制限額を超えているため法律上支払義務のない部分の不動産仲介業者への報酬(仲介手数料)について、経費と認定すべき旨を述べている高松地裁昭和48年6月28日判決1がある。」
1 行集24・6=7・511。判決は、該当条項の趣旨が不動産仲介業者が不当な利益を収めることを禁止することにあるとして、制限超過額でも現実に支払った以上必要経費になるとしている。
先週と先々週の土曜日に、栃木県佐野市の佐野市こどもの国まで家族3人で行ってきました。これで4週続けて恐竜関係の公園に行っていることになります。この公園にも、恐竜のすべり台がありました。けっこう迫力があって、はじめはうちの息子も怖がっていました。だんだん慣れてきて、楽しそうに遊んでいました。この公園は、本物のロケットが展示してあって階段で登ることができたり、池に浮かんでいる船に乗れたり、いろいろ楽しめました。
ただ、公園が山になっていて、登り降りして走り回る息子を追いかけたので、3日後には足が筋肉痛になりました。
(2022年4月12日)