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営業時間
平日9時~17時15分

「ある会計事務所の税務調査事件簿(18)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

T会計事務所の固定電話に電話がかかってきた。
電話受付のKさんが電話に応対した。

X税務署法人課税3部門Zと申します。T税理士はいらっしゃいますか。」

T税理士は、Kさんからおそるおそる電話を替わった。

「はい。税理士のTです。」

Z調査官は、落ち着いた声で、

X税務署法人課税3部門Zです。A株式会社の件でB社長と一緒に、X税務署に来ていただきたいのですが。」

と話すと、T税理士の頭に不安がよぎった。

「税務署に呼び出しとはいったい何だ・・・。B社長は何かやらかしていたのか・・・。」

と思いつつも、不安を悟られないように、

「承知しました。〇〇月×日にお伺いいたします。」

としっかりした声で応対した。

 

202632日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(17)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

4章 青天の霹靂

 

税務調査の立ち合いの後、2か月が経過しようとしていた。

最近は35℃を超える猛暑の日も続いている。

X税務署からは何も音沙汰がない。

SさんはT税理士に話しかけた。

「税務署はずいぶん静かですね・・・。何か探っているのでしょうか。そういえば、B社長から得意先にも税務調査が入ったと連絡がありました。」

「得意先に税務調査ですか・・・。たまたまかもしれないですが、少し心配ですね。Z調査官は、売上と仕入に問題がないと話していたので、たぶん大丈夫だとは思いますが・・・。」

と会話を交わした2週間後のことだった。

 

2026224日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(16)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

Z調査官が疲れた様子で質問してきた。

「領収書で15万円の宿泊費が計上されていますが、個人的な旅行ではないでしょうか。」

すぐにB社長に確認する。

B社長によると、得意先の開拓のための出張とのことだ。

Z調査官は、

「個人的な旅行の可能性もありますので、保留とさせてください。」

と返答した。

Z調査官は続けて、

「現在のところ3期分の期中の売上・仕入は問題ないようです。在庫の30万円と旅費の15万円は検討事項とさせてください。」

と話して、2日目の調査も終わった。

 

Z調査官が帰った後、T税理士はSさんとB社長に話しかけた。

「売上と仕入が指摘されなかったので、今回の税務調査は上出来だと思います。在庫と旅費については、反論することもできますので。」

T税理士、Sさん、B社長は、どことなく安堵した様子だった。

「今回の税務調査はまずまずか・・・。」とT税理士とSさんも帰宅の途に着くのだった・・・。

 

2026216日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(15)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

税務調査も2日目に入った。

午前中は、やはり売上と仕入を中心にZ調査官は調べているようだ。

Z調査官は、なにやらメモも取り始めた。

何点かZ調査官から質問を受けたが、問題になるようなことはなかった。

在庫の計上で30万円ほどの期ズレを指摘されたが、繰越欠損金11もあるので、たいした問題ではない。

午後は、交際費や消耗品など細かな経費を調べられた。

A株式会社は、経理状況はきちんとしているので、個人的な経費12などはほとんど計上されていない。

 

11 「繰越欠損金」とは、税務上の赤字を翌期以降の黒字と相殺できる制度をいいます。一定の青色申告を行う会社で認められ、赤字を10年間繰越すことができます。税務申告上、納税者に有利な制度です。

12 「個人的な経費」とは、「家事費」ともいわれ、事業には関係のない日常生活で発生する費用のことをいいます。もちろん「個人的な経費」は、会社の「事業の経費」ではないため、税務調査でのチェック対象となります。

ただし、「個人的な経費」と「事業の経費」の区別には、グレーな部分もあるため判断が難しいケースも多いです。

 

2026210日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(14)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

T税理士とSさんですぐに確認した。確かに、仕入伝票にR商品が記載されているが、売上伝票にはR商品の記載がない。

T税理士は頭をフル回転させて、その理由を考える。

「仕入伝票にR商品が記載されているなら、売上伝票にもR商品が記載されているはずだ。在庫というわけでもなさそうだし。売上の伝票は弊社に全て提出しているとB社長に確認は取れているし・・・。」

手をこまねいていると、Sさんが会議室の外に出た。B社長に電話で確認しているようだ。

5分ほど経って、Sさんが会議室に戻ってきた。

R商品は、他の商品と合わせて売り上げているので、売上伝票には記載されないそうです。」

会議室の緊張した空気が和らいだ。

Z調査官は、

「そういう理由ですか。この件はとりあえず保留にさせてください。」

T税理士もホッとした。

税務調査1日目は、その他には取り立てて論点は上がらなかった。

 

202622日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(13)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

社長からの聞き取りが終わると、Z調査官は帳簿書類のチェックを開始した。

「どうやら、売上と仕入と期ズレの確認をしているらしい。税務調査の初日はだいたいそんなものだ・・・。」と、B社長が退席したので、T税理士は気持ちにゆとりができてきた。

昼食休憩をはさんで、午後の調査が始まった。

「これから4時まで、何も見つからなければよいが・・・」とT税理士が思っていると、Z調査官が突然電卓をたたき始めた。すごい勢いだ。目つきも鋭い。

電卓をたたき終えると、Z調査官が話し始めた。

「仕入伝票のR商品について確認しましたが、売上伝票にはR商品の記載が見当たりません10。どういうことでしょうか。」

 

10 税務調査では、「売上に関する書類」と「仕入・外注に関する書類」を照合して、「期ズレ」などをチェックすることは常套手段として行われます。

 

2026126日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(12)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

1時間が長く感じられる。

「今のところ、際どいところは在庫の管理だけか」

「こちらには不利な点はないはずだ・・・」とT税理士は自分に言い聞かせる。

そして、税務調査が始まって1時間が経過した。

T税理士は、Z調査官に向かって話しかけた。

「そろそろ1時間が経過します。B社長もお仕事で忙しいと話しておられるので、B社長には退席いただいてよろしいでしょうか。携帯電話でいつでも連絡を取れるようにしておきますので。」

Z調査官は、「分かりました。そのようにしていただいて大丈夫です。」と認めてくれた。

B社長は退席した。

「なんとか聞き取りではボロはでなかったようだ。」とT税理士は一安心し、Sさんに目配りをした。

 

2026119日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(11)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

Z調査官と初めて顔を合わせる。穏やかそうな若い女性だ。「これは大丈夫そうか」と一瞬頬がゆるむ。

名刺の交換を行い、身分証の確認も行う。

「では、よろしくお願いいたします。」とお互いに席に着く。

B社長は緊張している様子だ。

Z調査官から、「本日はお忙しいところ、ありがとうございます。」

「さっそくですが、B社長の生い立ちから聞かせてください。」

「どのような経緯で会社を始められましたか。会社の業種はなんでしょうか。どのような商品を取り扱っていますか。取引先と契約を結ぶときにはどのように連絡を取りますか。仕入れ先は何社ですか。得意先は何社ですか。在庫はどこで保管していますか・・・。」

次々に、質問を投げかけられる。

B社長は、無難に回答しているようだ。

「この調子!」とT税理士は、祈るようにじっと構える。

Sさんは、必死にメモ帳に記録している。

 

2026113日)

新年あけましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

税理士法人ティーダ総合会計(旧称松岡会計事務所)で勤務するようになってから、今年で13年目になります。

今年もあまり無理をしないで、体調第一で過ごせたらと思います。

 

添付のイラストは昨年末と同様に、弊社の関与先である武田様が描いてくださいました。

武田様の許可を得て掲載させていただいております。

素敵なイラストを本当にありがとうございます!

 

2026年も皆様方にとって良い年になりますように。

 

税理士法人ティーダ総合会計

税理士 吉田契

 

202611日)

2025年も皆様方にはたいへんお世話になりました!

 

弊社の関与先の武田様が、添付のイラストを描いてくださいました。

今から10年前、20156月の弊社久喜事務所の風景を基にした作品です。

とても懐かしく、ほんわりとしたイラストにとても感激して、ブログに掲載させていただきました。

武田様の許可を得て、ブログに掲載させていただいております。

ちなみに私(吉田契)も、イラストの左はじに描かれています。

武田様、素敵なイラストを本当にありがとうございました!!

 

2025年も残りわずかとなりました。

今年も何とか年を越せそうです。

今年1年も皆様方にはたいへんお世話になりました。

2026年も良いお年をお迎えください。

 

税理士法人ティーダ総合会計

税理士 吉田契

 

(2025年1230日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(10)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

B社長は、税務調査が始まってから約1時間、Z調査官から聞き取りを受けます。聞き取りでは、社長の生い立ち、取引の内容などを詳しく聞かれるかと思います。基本的には、正直に話していただいて構いません。支障がある場合には、私がフォローしますので安心してください。約1時間後には社長も忙しいでしょうから、お仕事に行かれて構いません。連絡を入れることもありますので、携帯電話にはつながるようにしておいてください。」

「調査官は女性一人で来るそうです。しかし、油断しないでください。法人課税3部門の調査官が一人で乗り込む場合には、相当優秀な方がくる場合があります。」

とそうこう話をしていると、「ピンポーン」とチャイムが鳴った。

「おはようございます。X税務署のZです。」とドアフォン越しに挨拶を受ける。いよいよ、開始のゴングだ!

 

20251222日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(9)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

「ピンポーン」とチャイムを鳴らすと、B社長が笑顔で出迎えてくれた。どことなく笑顔がぎこちない。

「お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。」と挨拶を交わし、会議室へ入る。6人掛けのテーブル席に座ると、B社長の許可を得てノートパソコンんをセッティングする。税務調査に立ち会ううえで、ノートパソコンは大きな武器になるのだ。総勘定元帳8や原始帳簿9など3年分も机に並べた。

B社長と天気の話などで打ち解けた後、T税理士が改まって切り出した。

 

8 「総勘定元帳」とは、会社の全ての取引(仕訳)について、「交際費」「消耗品費」といった勘定科目ごとに集計して管理する帳簿のことをいいます。税務調査においては、必須の帳簿になります。会計ソフトを使えば、会社の全ての取引(仕訳)は、自動的に総勘定元帳に集計してもらえます。

9 原始帳簿」とは、会社の取引を仕訳に起こすために必要な領収書や請求書、契約書などのことをいいます。スケジュール帳や出面表(どの仕事現場に誰が関わっているかを記録した表)なども「原始帳簿」として、税務調査では重視されます。「原始帳簿」も税務調査では必須の資料になります。

 

20251215日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(8)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

3章 税務調査当日

 

〇月△日、税務調査の当日だ。小雨交じりのあまり良い天気とは言えない。T税理士とSさんは、P駅で待ち合わせをした。そして、T税理士とSさんは資料を抱えながら、東京都内のA株式会社まで電車で向かった。朝の10時から調査が開始するので、930分までにはA株式会社に到着して、B社長と打ち合わせをすることになっていた。

Tさん、税務調査が何事もなく終わるといいですね。」

「そうですね。何事もなく終わってほしいですね。」

と、電車の中で会話をしながら一抹の不安を紛らわす。

A株式会社のあるQ駅に到着した。スマホの地図を確認しながら、10分ほど歩いてA株式会社に着いた。930分ギリギリだ。A株式会社本社は、都内のマンションの一室にあった。

 

2025128日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(7)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

その後、SさんはX税務署に電話をして、税務調査の日程と場所を調整した。

X税務署のZ調査官は、「それでは、税務調査の事前通知を行いたいので、T税理士に替わっていただけますか。」と話した。そこで、T税理士に電話を交替した。

T税理士は、「売上と売掛金に未計上のものはないとB社長が話しているので、事前通知を受けても問題ないだろう・・・」と考え、Z調査官から事前通知を承諾した。

Z調査官は、「では事前通知を行います。調査対象はA株式会社の法人税×期から××期まで3期分7、消費税は・・・・・。」などと続ける。

「いつもの決まり文句だ」とT税理士は思いながら、3期分ということと調査が2日間ということはしっかりチェックした。

「調査に来るのは、女性調査官Zさん一人か・・・。一人で乗り込むとは余程自信があるのか。」と気を引き締めた。

この時に事前通知を受けたことが、果たして賢明な判断だったか、後になって問われることとなる。

 

7 通常、何も問題がない会社でしたら、税務調査の対象となる期間は直近の3年間になることが多いです。

 

2025121日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(6)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

A株式会社は、東京都内でパソコンの卸をしている会社だ。売上も毎年安定して3億円規模計上している。この3年間で業績も急上昇している。会社設立してから20年間、税務調査には入られたことがない。A株式会社のB社長は、業界でもやり手で知られており、ワンマンな社長として知られていた。

 

Sさんは電話で、B社長に税務調査が入ったことを告げた。

すると、B社長は、狼狽した様子で「税務調査が入ったんですか?!」と叫んだ。

Sさんは、「そうなんです。税務調査の連絡が入ると避けることはできません。社長さんのご都合のよろしい日はありますか。」と尋ねると、

B社長は答えた。

「仕事が立て込んでいて忙しいが、何とか都合をつけるよ・・・。」。

Sさんは続けて、「売上と売掛金で未提出の資料があるようでしたら、事前に修正申告しようと考えています。事前の修正申告でしたら、加算税がかかりませんので。」

B社長は「資料は全てT会計事務所に提出しているので、未提出の資料はないよ・・・。」と、どもりながら答えた。

Sさんは、「それでしたら大丈夫です。一緒に税務調査を乗り切りましょう!」と社長を励ました。

 

20251125日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(5)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

「会計の詳細はあとでチェックするとして、Sさんは税務署と社長と税務調査の日程調整をしてもらえますか。それと、売上と売掛金5で未提出の資料がないかをA株式会社のB社長に一応確認しておいてください。事前通知前に修正申告を提出すれば、基本的に加算税はかからない6ですから。」

Sさんは、緊張した様子で、B社長に電話を入れるのであった。

 

5  「売掛金」とは、当期までの売上で翌期以降に入金が見込まれるものをいいます。売掛金の未計上も「期ズレ」となるため、税務調査で重点的にチェックされます。

6「事前通知」は税務調査の内容を正式に税理士に通知することをいいます。「事前通知」を正式に税理士が受ける前に、自発的に「修正申告」を行えば、その「修正申告」に対しては原則として「加算税(ペナルティーとしての税金)」は発生しません。

 

20251117日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(4)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

T税理士は、A株式会社の決算チェックもしており、大枠の経理状況は把握していた。クラウドの会計ソフトを開き、ざっと決算書の確認をした。

Sさん、A株式会社はそれほど問題ないんじゃないでしょうかね。売上も現金売上を含めて計上されていますし、大きな期ズレ2もなさそうですね。利益率3も安定していますし、変わった経費もなさそうですね。役員借入金4がやや多いのは気になるところですが・・・。」

「そうですね。A株式会社は資料もきちんと提出してくれますし、経理状況も良好だと思います。」

 

2 「期ズレ」とは、当期に計上するべき売上や経費を別の事業年度に計上することをいいます。特に、直近の決算月をまたぐ「期ズレ」は、重点的な税務調査の対象になります。 

3 「利益率(粗利率)」とは、売上に対して粗利(売上総利益)が占める割合をいいます。粗利に大幅な変動があると、利益調整が疑われるため、税務調査で重点的にチェックされます。

4 「役員借入金」とは、会社が役員から借り入れているお金になります。通常は、役員報酬の未払いや役員のポケットマネーで経費を支払ったりすると計上されることがあります。売上が未計上の場合も計上されることがあるため、税務調査でも重点的にチェックされます。

 

20251111日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(3)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

2章 事前通知

 

その翌日、A株式会社の経理担当Sさんは、社内チャットでA株式会社に税務調査が入ったことを知った。

「また税務調査か・・・。厄介なことになった。」

Sさんは心の中でつぶやいた。Sさんは、社内でも能力の高い女性職員だ。

Tさんにとりあえず相談しよう・・・」
と、同じフロアにいるT税理士のところへ駆け寄った。

Tは若手の男性税理士だ。
「実は、A株式会社に税務調査が入ることになりまして・・・。」
T税理士も、「厄介なことになった」と思いつつも、対策を考え始めた。

 

2025114日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(2)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

Kさんは、

A株式会社の税務調査ですね。担当者をお調べしますので少々お待ちください。」

とドキドキを悟られないように、パソコンで担当者一覧を調べて担当者を確認する。

A株式会社の担当は、Sさんだ!しばらくは大変になるなぁ・・・。Sさんは今日は外報だったっけ・・・。」

A株式会社の担当者はSになります。本日は外出しております。明日のご連絡でよろしいでしょうか。」

とソツのないようにKさんは応対した。
X税務署のZ様は、

「承知しました。それでは明日ご連絡をお待ちしています。電話番号〇〇〇―○○○―〇〇〇〇、X税務署法人課税3部門のZまでお電話ください。」

Kさんは、

「電話番号〇〇〇―○○○―〇〇〇〇のX税務署法人課税3部門のZ様ですね。」と復唱して受話器を置いた。

「さあ、これからが勝負だ!とりあえずA株式会社担当のSさんにチャットしなくちゃ・・・。」

と税務調査は、このように幕開けするのであった。

このときにはKさんも、この税務調査がよもや大事件につながるだろうとは思いもしなかった・・・。

 

20251027日)

「ある会計事務所の税務調査事件簿(1)」 

 ※この物語は実話を基にしたフィクションです。

 

1章 プロローグ

 

20××年〇月〇日、初夏を思わせるとある日の午後、T会計事務所の固定電話が鳴った。

T会計事務所の電話受付の女性職員Kさんが電話に応対した。

「はい。T会計事務所です。」

T会計事務所でしょうか。X税務署法人課税3部門のZと申します。A株式会社はT会計事務所が関与されていますか。」

Kさんは内心思った。「X税務署法人課税3部門からの電話か・・・。税務調査1でなければよいけれども・・・。」

A株式会社は、弊社で関与しております。どのようなご用件でしょうか?」

X税務署のZ調査官は、きっぱりと、

A株式会社の税務調査に入りたいのですが。」

Kさんは、「やはり税務調査だったか・・・。担当者は誰だろう・・・。」とドキドキした。

 

1 「税務調査」とは、納税者から提出された申告内容が正確かどうかを確認するために、税務署または国税局が行う調査のことをいいます。

通常は、税務署が行う調査を「任意調査」といい、国税局が行う調査を「強制調査」といいます。税務署が行う調査は「任意」という言葉が付いていますが、納税者には受忍義務があるので、正当な理由もなく拒むことはできません。

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