「ある会計事務所の税務調査事件簿(26)」
※この物語は実話を基にしたフィクションです。
T税理士は、すぐさまB社長に電話を入れた。
「B社長、今回の件は売上を隠していたB社長に責任があります。今、T会計事務所にできることは、役員賞与を認めさせないように税務署に交渉するくらいです。それは分かってください。T会計事務所の責任にするようでしたら、弊社との契約を解除されても構いません。」
B社長は、観念したかのように、
「売上を隠していたのは申し訳なかった。7年間で8000万円の売上を隠していたことも認める。後のことはT会計事務所にお任せします。」
と静かに話した。
T税理士は、B社長との会話の内容をメールに起こし、証拠として残した。
(2026年4月27日)